ワックスのつくり方【フェザー編1】

初めて買ったPCはibook G4

 

3代目の現在はmacbook proの2012midモデルを使っています。

 

 

もともと建築家の父親の影響とマッキントッシュ一家だったのも手伝って自分のPCを買おうと思った時もmac一択でした。

 

小さい頃父親の設計事務所でパーティにつれられた時におとなしくさせる為の手段がイラストレーターでのお絵描きと隕石みたいのが降ってきてそれから町を守る、みたいなゲーム(気になって調べてみたけど見つかりませんでした)でした。

 

今思えばあの頃からもっとイラストレーターの勉強をしとけば良かったなぁ。としみじみ思います。

 

 

音楽用に使用しているibookと昔兄が使っていたpower macのstudio display

今でも気に入って現役で使っています。(実家にはクラシックのモニター一体型の小さいやつとG3が残っててビックリしました)

 

しかしながら結果新しいmacbookが欲しいです。

 

 

こんばんは。Lifestyle Design Lab/ライフスタイルデザインラボの吉田です。

 

いきなり秋になりましたね。寒暖の差が激しいですが、今日の京町堀は雨でさらに気温が寒く感じます。

 

 

今日のブログは彫金イロハニホヘトのワックス編です。

 

前回までのwork bookはコチラ

 

 

今から彫金していくよ、って方にはワックスってなに?ってなると思います。

 

ワックスというのは彫金の中での「ロストワックス製法」という技法の中でつかう蝋材のことを指します。

 

 

↑コレです。

 

ワックスにも色々種類があって、コレはハードワックスのブルー。

 

大きく分けるとハードとソフト。

 

ハードの中でもブルー・グリーン・パープル、地金の色をイメージしやすい銀色のワックスなんかもあります。

 

対してソフトワックスはゴム型に注入するインジェクションワックス。キャストのツリーを立てる為のスプルーワックス。板状のシートワックスやペースト状のワックスもあります。

 

少し専門的になるのでなんのこっちゃと思うかもしれませんが、ロストワックス製法とワックスについてはまたべつの機会に紹介出来ればと思います。

 

 

今回は画像のブルーのハードワックスを使ってフェザーモチーフのデザインのつくり方を紹介していきます。

 

 

基本的には一番最初におこなう作業として、対象デザインの寸法が入る「立方体」

 

を作るのがセオリーです。

 

今回はブレスレットなので最初に手首にある程度沿うことが出来る様な曲面をベースの時点でつけてあげました。

 

 

ベースのワックスが出来上がったら、そこからデザイン画をトレースダウンしてあげます。

※トレースダウンはトレーシングペーパーから複写するやつ

デザインによってトレースダウンする場合、しない場合、細部までトレースする場合などデザインよってまちまちですが、慣れないうちはしっかりデザイン画をトレースしましょう。

 

今回は細部は直に彫り込んでいくので、アウトラインだけトレース。

 

 

トレースできたら以前オーダーメイドの紹介記事でも登場したタミヤ製ヨロシクのピンバイスに針をセットしてけがきます。(ワックスや地金に直接ガイドラインなどをひっかく事を「ケガク」と言います。)

 

ケガく際に針をセットするわけですが、先端の針も用途によって色々を形を加工して自分だけの道具を作ることをオススメします。

 

この針はケガき易いように、先端を少しだけ丸くして滑りをよくしているものを使っています。

 

 

デザインをケガき終えたらアウトラインに沿って削りだしていきます。

 

削りだしていく工程的には

 

糸ノコ→リューター→ヤスリ

 

の順でやっていきます。

 

糸ノコは普通のノコ刃を使うとすぐ目がつまりますので、ワックス用のノコ刃がねじねじしてるやつを使いましょう。

 

リューターは今回は主にスチールビットとダイヤモンドビットを使いました。

 

ヤスリは色々使いました。

 

 

ここから少し飛びますが、リューターやヤスリなどを使い分けながら徐々に形が出てきました。

 

 

そこから急激に飛びますが、リューター、ヤスリ、数種類の針やスパチュラ。といった道具を使い分けて彫り上げていきます。

 

途中つくるのに夢中になって写真を撮るの忘れてしまいました。。。

 

定点カメラで動画を撮るのが一番わかりやすいと思うのですが、、、出し惜しみというか、、、単純にめんどくさいのでご勘弁を。

 

ここまででだいたい8割くらいでしょうか。

 

ブレスレットなので裏面のフック部とメンズのブレスレットもつくるので次回に続きます。

 

(次回はもうちょっと細部まで写真撮れるように頑張ります)

 

 

つづく。

 


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